2014年1月1日から12月31日までのWeb版「IT記者会Report」(http://itkisyakai.org/)のアクセス総数は79万6920件件でした。1日当り2183.3アクセスがあった計算になります。
1年間に掲載されたオリジナルの記事(ニュースレリース、配信情報などを除く)は、コラム・評論が101本、ICT産業の景況情報が32本でした。
(1)集計企業数
ICT関連上場企業の約6割を占める3月期決算企業の2013年度(2013年4月~2014年3月)通期決算が出そろった。
集計企業は285社だった。2013年度中間期業績を集計した2013年11月)から新たに3社が上場、MBOなどで11社を除外した。その結果、集計企業数は293社から8社の純減となった。
除外した事由は「上場廃止」が5社、「決算期の変更」が3社、「事業内容の変質」が3社だった。これに伴って、2012年度実績ベースで従業員1万7,027人(非正規雇用2,135人を含む)、売上高2,233億36百万円が本集計から減少した。
2013年11月以後の新規上場は次の3社。
1 じげん 東京都新宿区、マザース、2013年11月
2 エンカレッジ・テクノロジ 東京都中央区、マザース、2013年12月
3 シグマクシス 東京都港区、マザース、2013年12月
集計から除外したのは次の11社となっている。
[上場廃止]
1 アムスク:2013年6月
2 アキナジスタ:2013年8月
3 シンプレクス・テクノロジー:2013年10月
4 ワイズマン:2014年1月
5 日信電子サービス:2014年2月
[決算期変更]
1 富士ソフト(東京都、東証1部) 12月決算に移行
2 サイバネットシステム 12月決算に移行
3 ケンコーコム 12月決算に移行
[事業内容の変質]
1 メッツ
2 太陽商会(NowLoading)
3 クリエアナブキ
(2)集計結果
286社の2013年度通期業績は次のようだった。
注:△はプラス、▼はマイナス、比較のための2012年度実績は補正値。
総売上高 82兆2,272億29百万円
対2012年度増減率:△13.5%(2012年度:△0.1%)
総営業利益 5兆8,925億63百万円
対2012年度増減率:△27.8%(2012年度:△10.3%)
対売上高構成比(営業利益率):7.2%(2012年度:6.4%)
総経常利益 5兆5,520億63百万円
対2012年度増減率:△48.3%(2012年度:△10.3%)
対売上高構成比(経常利益率):6.7%(2012年度:5.2%)
総純利益 2兆8,867億96百万円
対2012年度増減率:△248.9%(2012年度:△79.0%)
対売上高構成比(純利益率):3.5%(2012年度:1.1%)
総就業者数 226万1,176人
対2012年度増減率:▼2.2%
就業者1人当りの業績
売上高 3,638万円 対2012年度増減率:△16.1%
営業利益 261万円 対2012年度増減率:△30.7%
経常利益 246万円 対2012年度増減率:△51.6%
純利益 128万円 対2012年度増減率:△256.9%
【TOPICS】
5月24日の創立総会を目指して準備を進めている「日本イノベーション融合学会」準備委員会が、学会の概要について説明会を開催した。
【TOPICS】
4月24日、河村建夫・自民党衆院議員(二階派)を会長とする「組込みシステムイノベーション議員連盟」が発足した。発足時の加盟議員は約30人。当面は組込みシステムの安全性・信頼性にかかわる国際標準規格や人材育成策に取り組むものと見られている。IT関連の議連としては、情報産業振興議員連盟のほか、選挙活動へのインターネット利活用を提唱するインターネットメディア利活用推進議員連盟、自民党山口県連のIT産業育成等振興議員連盟、民主党が政権与党時代に結成したIT戦略議員連盟などがある。